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ブログ - Words from Flying Books

永井宏さんがまいた種 ~Harvest of 90s culture~

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永井宏さんはかつて編集者として数々の雑誌に関わり、その後は美術作家として葉山を拠点に活動しました。いまなお多くの人に影響を与え続け、近年は再評価の機運が高まっています。
初のアンソロジー『サンライト』の発売を記念し、夏葉社の島田潤一郎さんとこの本を編集した丹治史彦さん(信陽堂編集室)のお二人に、永井宏ワークショップの中心メンバーだった小栗誠史が加わり、「かつて永井さんがまいた種が現在どうなっているのか」、そして「その思想にはどのような文化的背景があったのか」をワークショップ的な目線で語りあうトークイベントです。
小栗誠史

2019年11月17日(日)

「永井宏さんがまいた種 ~Harvest of 90s culture~」

出演:島田潤一郎(出版社代表)、丹治史彦(編集者)、小栗誠史(古本屋)

OPEN: 19:00 START: 19:30
会場:Flying Books(渋谷区道玄坂1-6-3 2F)
料金:¥1,500(1ドリンク付 35名様)

前売はYahoo!パスマーケットにて
https://passmarket.yahoo.co.jp/event/show/detail/018q2610iiq4g.html

残席がある場合のみ、当日券を発行させていただきます。

※ご予約の方は当日18:55前にお並び下さい。

予約番号の順にご入場いただきます。

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永井宏(ながい・ひろし)

美術作家であり、70年代から80年代、サブカルという言葉が定着するはるか前からインディペンデントな音楽や映画、アート、文学を紹介した編集者でもあった。

思うところあり神奈川の海沿いの街に越した後は、ギャラリー活動やワークショップを通してたくさんの人に「誰にでも表現はできる」「僕たちの暮らしそのものがひとつの表現になるんだ」と励まし、背中を押し続けた人だった。

また、その言葉や思想から雑誌『クウネル』などに代表される、いわゆる「生活系」のパイオニア的存在としても語られている。

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島田潤一郎(しまだ・じゅんいちろう)

夏葉社代表取締役 1976年高知県生まれ。アルバイトや派遣社員をしながら海外を放浪した後、編集者としての経験を持たないまま2009年9月、ひとり出版社の夏葉社を吉祥寺で創業。スローガンは「何度も、読み返される本を」。『昔日の客』(関口良雄著)、『星を撒いた街』(上林暁著)など絶版となっていた名著の新装復刊からオリジナル作品まで、数多くの美しい本をひとりで手がける。また、ひとり出版社の雄として、ちいさな出版社の設立を目指す人々に勇気と力を与えている。著書に『あしたから出版社』(晶文社)、『90年代の若者たち』(岬書店)がある。

丹治史彦(たんじ・ふみひこ)

編集者、信陽堂代表。1967年生まれ。リブロポート、メディアファクトリーを経て2003年アノニマ・スタジオを設立。「ごはんとくらし」の本やイベントを手がけ、永井宏さん、高山なおみさん、細川亜衣さん、内田真美さん、早川ユミさん、中川ちえさんらの本を出版。それぞれの版元で永井さんの本を企画、『雲ができるまで』『夏の仕事』『モンフィーユ』『ロマンティックに生きようと決めた理由』『A BOOK OF SUNLIGHT GALLERY』を編集した。
2010年、信陽堂編集室として活動を開始、書籍、雑誌を編集、菓子舗「たねやグループ」の広報誌『ラ コリーナ』のディレクションも担当している。

小栗誠史(おぐり・まさふみ

元・古書ウサギノフクシュウ、1976年栃木県生まれ。1999年から2010年まで永井宏さん主催のワークショップに参加。永井さんの最後のプロジェクトとなった〈一色海岸書店〉のディレクションをサポートし、2011年の夏に2ヶ月間限定でオープンする。その後2014年から2017年まで鎌倉にて〈古書ウサギノフクシュウ〉を開く。店名は永井さんの著作『兎の復讐』から。現在は渋谷〈フライング・ブックス〉に勤務する。

2019 年 9 月 30 日 | comment
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