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ブログ - Words from Flying Books

深遠なる肉体美

先月、長い闘病生活の末に80歳でその生涯を閉じた
フランスの写真家ルシアン・クレルグ。
ピカソのポートレイトを撮影していたことでも有名ですが、
クレルグのもうひとつの代名詞ともいえる作風を
まとめた写真集をご紹介します。

1
19歳の時、パブロ・ピカソを撮って写真家とのキャリアをスタートさせたクレルグは、
1950年代後半よりジャン・コクトーなど知己を受け「波のヌード作品」で脚光を浴びた。
本書はクレルグ最初の写真集(初版は1957年)として位置づけられている。そのタイトル『Corps Memorable(記憶される肉体)』が語るように、女性ヌードが波打ち際で一層かがやきを増し、紙面から波の音が聞こえてくるように官能的に訴えかけてくる。
2
ダダイズム・シュールレアリスム期に活躍した詩人ポール・エリュアールが詩を、
ピカソが口絵のドローイングを寄せており、写真集としての魅力をさらに高めている。
3

『Corps Memorable』
写真:Lucien Clergue  詩:Paul Eluard
Seghers, 1969
HCカバー 口絵ピカソ
¥20,000

11
その後、1961年にMoMAでエドワード・スタイケンによって『石元泰博、ビル・ブラント、ルシアン・クレルグ』3人展が開催され、確固たる地位を築いた。また、クレルグは毎年夏に南仏で開催されるアルル写真フェスティバルの創立者の一人でもある。
12
女性の顔や全身ではなく、波にたゆたう身体を接写することによって読み手の想像力を掻き立てる。明暗のあるモノクロ写真で捉えられたその情景は、肉体の美しさをどこまでも深遠な海のように写し出している。
13

『Nee de la vague』
写真:Lucien Clergue
Pierre Belfond, 1968
HCカバー プラカバー
¥18,000

R.I.P.
takayukiohno

2014 年 12 月 20 日 | comment
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蔦屋書店の進化系「湘南T-SITE」2014.12.12OPEN!

この春から制作に入っていたCCCによる湘南T-SITEが本日Openしました!
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核となる蔦屋書店だけでなく、ベテランコンシェルジュらによってコーディネートされたテナントも含めた商業集積としての「T-site」のネーミングは代官山に続く2件目。

代官山では実現できなかった、緑豊かなテラス席、開放感ある吹抜けのある書店、ゆったりとスペースを確保したマガジンストリートと有機的に隣接するカフェやデリなど、2009年から係わってきた「T-SITE」の理想型に近づけた気がします。
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今回、私は1F書店の一部と、2Fのラウンジの制作等を手掛けました。
代官山のAnjinは閲覧オンリーの雑誌バックナンバーでしたが、今回のラウンジは閲覧用バックナンバー+販売用書籍で世界観を作ってます。(しかも飲食店ではないので、スタバのドリンクなどで利用が可能!)
まだまだ本は入荷中ですが、テーマは「現在にWhole Earth Catalogが発行されたら掲載されるべき本たち」です。
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また、本だけでなく、裏原宿にある友人たちのギャラリーEn One Tokyoさん協力によるアンテイークとストリートアーティストのコラボ作品や、
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まさに湘南T-SITEにぴったりとイメージしていたサンフランシスコにある「General Store」のオーナーでアーティスト&サーファーのSerina Mitnik-Millerの作品をウォールギャラリーの第一弾として展示することができました!
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辻堂の海岸が賑わう夏には混雑が予想されますので、ぜひ、この冬にこそ足を運んで見てください!
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湘南T-SITEのホームページ
神奈川県藤沢市辻堂元町6丁目21番1号
http://fujisawasst.com/JP/town/tsite.html

2014 年 12 月 12 日 | comment
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