ブログ - Words from Flying Books
|LIVE&TALK|
「犀の角」は、元マーケティング会社社員であり現在僧侶として活動するシンガーソングライター、codamaによる弾き語りライブと、ゲストを招いてのトークで問いを深めることを試みるイベントです。
記念すべき第一夜「ひとり」は、元CCCマーケティング社長の田代誠氏と、公私のパートナーである転法輪山明行寺住職の福山智昭氏をゲストに迎えます。
普段、あえて考えようとしなければ振り返ることのない「自己」という認識についてのあれこれに興味のある方、ぜひお気軽にご参加ください。
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「わたしはひとりだ」と言うとき。
同じく「ひとり」の誰かが見えなければ、
自分もまた「ひとり」だと、知らされることはない。
「ひとり」の概念、その言葉を持たなければ
「ひとり」という意識を体験することもない。
「ひとり」はどこから生まれるのか。
それは、ひとりではないところからしか
照らされようがないのではないか。
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学識豊かで真理をわきまえ、
高邁(こうまい)、明敏な友と交われ。
いろいろと為になることがらを知り、疑惑を除き去って、
犀の角のようにただ独り歩め。
(『ブッダのことば スッタニパータ』岩波文庫17頁)
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日時:2023.11.16 (木) Open 20:00- / Start 20:30-
会場:渋谷Flying Books (東京都渋谷区道玄坂1-6-3 2F)
入場:<前売>¥3,500 (1drink込) / <当日>¥4,000 (1drink込)
チケット発売:Yahoo!パスマーケット
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|出演者プロフィール|
・codama
1985年、岡山県生まれ。
ピアノの弾き語り、音楽ユニット「ブランコノリ」として楽曲制作、めおとユニット「遇々(たまたま)」の御念佛ライブなど、さまざまな音楽表現を行う。
福岡県大牟田市、浄土真宗本願寺派転法輪山明行寺、坊守。僧侶。
仏教とジェンダーにまつわる勉強会の運営や、音楽ライブを交えた法話、棺を用いたインスタレーション、仏画展の企画など、多岐に活動。
2018年に九州へ移住するまで東京に住んでおり、マーケティング関連の法人営業を行う会社員だった。https://www.codama.info/
・ 田代誠
1997年にカルチュア・コンビニエンス・クラブ株式会社(以下CCC)に入社。
2001年に株式会社マクロミルへ転職後、営業・人事などの執行役員を経て独立し、マーケ ティングコンサル会社を設立。
2009年にCCCへ復帰。取締役・CHRO、CCCマーケティング(株)代表取締役社長などを歴任した後、 現在は、株式会社着火と消火を設立し、CCCをはじめ、複数の会社の経営アドバイザーとして活動中。
・ 福山智昭
1986年生まれ。福岡県出身。codamaの夫。
転法輪山明行寺の第十七世住職。布教使としてお取次のご縁を賜ったり、「遇々(たまたま)」で笙を演奏したり、毎朝のお勤めをInstagramでライブ配信したりしながら、仏徳讃嘆の日暮しを送る。
自坊明行寺では「うたう明行寺」をコンセプトに、ご門徒方を中心とした音楽祭や、お取り寄せスイーツ茶話会、あらゆるジャンルの音楽家を招いての「なんもない夜座」など、様々なイベントを企画している。https://www.myogyoji1620.com/
|企画協力|
・ 岩谷彩子
・ 桑原竜也
・ 小林浩輔
・ 山路和広(Flying Books店主)
今年3月のスーマーとのツアーも大好評だった、アメリカ・ノースカロライナのブルーグラス・シンガーのアーニャ・ヒンクルが再びFlying Booksに帰ってきます!
アーニャはFlying Booksとゆかりの深いビート詩人、ナナオ・サカキら部族メンバーとも縁の深いシンガーで、記録的な大雪の日となった2018年、2019年、2023年3月以来、4回目の開催となります。
アーニャの友人でバンジョー奏者の小寺拓実さんとのセッション、どのような展開になるか楽しみです!是非、この機会をお見逃しなく!!
2023年11月26日(日) 「Anya Hinkle & Friends Japan Tour 2023 at 渋谷 Flying Books」
【ライブ】
出演:アーニャ・ヒンクル(Anya Hinkle)from ノース・カロライナ(歌、フィドル、ギター)、小寺拓実(歌、バンジョー)
OPEN:19:00 start:19:30
会場:渋谷・Flying Books (東京都渋谷区道玄坂1-6-3 2F)
チケット料金:前売券¥3,500(1ドリンク込)
※当日残席がある場合は当日券もご用意致します。
ご予約はこちらから
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSdEIVeHFioim68O6w7qBu94P-hF9m8nhkG6e7UFM6NGTai5mw/viewform
アーニャ・ヒンクル(Anya Hinkle) https://anyahinkle.com/
ブルーグラス・ミュージックの故郷でもあるバージニア州アパラチア山脈の麓で生まれ育ったアーニャ・ヒンクルの音楽は、刺激的な音楽性と真摯で強い誡実さを兼ね備えている。フォークとブルーグラスの音色が染み込みんだベースに、世界中を巡る旅からのスパイスが加わり、独自の世界観が詞や音に鮮やかに表現されている。
2019年に楽曲「Ballad of Zona Abston」がノース・カロライナの歴史ある音楽フェスMerle Festのソング・コンテストで優勝、ワシントンDCのHazel Dickens ソングライティング大会でもファイナリストとなる活躍をし、2022年には「Hills of Swannanoa」がインターナショナル・アコースティック・ミュージックアワードで2位に輝いた。
アメリカ国内だけでなく、日本やヨーロッパでも輻広く活動し、LaRoche Bluegrass Festival(フランス)、Bristol Rhythm & Roots(イギリス)などのステージに立ち、4回にわたる来日ツアーではパイレーツ・カヌー、井上 (渡辺) 三郎、井上太郎、 Bosco、井上健、秋元慎、久永雅史・洋子、STOVE & 平塚研太郎らと共演している。
現在、U2やシンニード・オコナーを手がける名プロデューサー、ケビン・モロニーを迎え、ソロ名義で2枚目のアルバム作品を制作中。
小寺拓実
11歳でバンジョーを手にして以来、ブルーグラスのみならずジャズやラグタイム、クラシックなど多岐にわたるジャンルの音楽を基盤にバンジョー奏者としての活動を続けている。2018年全米バンジョーコンテスト準優勝。 「若き5弦バンジョーの達人、小寺拓実には大きな期待を寄せている。彼が高校生の頃、ピアノ・レッスンを続けながらも沸々とバンジョーへの意欲を滾らせていると知った。気がつけば大学在学中には、アメリカの若手登竜門であるAcoustic Music Seminarで世界の同世代スーパーピッカーと丁々発止にコミュニケートできるワールドクラスな奏者となっていた。2018年には全米バンジョーコンテストで準優勝を果たした拓実。彼の世界への挑戦は今始まったばかりだ。」 - 有田純弘(洗足学園音楽大学講師 / 1985年全米バンジョーチャンピオン)
『まるで物語のような音楽が、渋谷の古本屋で時を刻む』
日本、海外でも活躍するクラシックギターデュオが 渋谷Flying Booksにて演奏開催決定!
【ライブ】
2023年9月23日(土)
出演: ハマノユリナ(歌、ギター)、伊藤寛哲(ギター)
時間:OPEN:20:00 START:20:30
会場:渋谷・Flying Books (東京都渋谷区道玄坂1-6-3 2F)
チケット料金:前売券¥3,500(1ドリンク込)※25席限定
予約開始:8月20日(日)12時 (Yahooパスマーケットにて) 予約はこちらから https://passmarket.yahoo.co.jp/event/show/detail/021y1gssvt731.html
※当日残席がある場合は当日券もご用意致します。
※ご予約の方は当日19:55にお並び下さい。 予約番号の順にご入場いただきます。
《profile》
ハマノユリナ(vo>)と伊藤寛哲(gt)によるクラシックギターデュオ。それぞれ日本、海外での活動を経て、2023年7月より日本を拠点に本格始動する。
ハマノユリナの民謡をベースとする歌声と、ジャズギタリスト伊藤寛哲が奏でるギターの表現力は、どこか懐かしさを感じ、繊細ながらも力強さがあると多くの人々を魅了している。活動初年度にして数々のホールコンサートを成功させ、聴く人の心にそっと寄り添う音楽を日本、海外で届けている。
2022年12月 東京 JZbrat公演 即日ソールドアウト
2023年4月 名古屋 ちくさ座コンサートホール公演 満席
ニューヨークに拠点を戻された作家の新元良一さん、4年ぶりの来日に際し、岸本佐知子さんとの朗読・対談イベント「Raw(ろう)読会 」を開催致します。
イベントタイトルの「raw」とは英語で「生」の意味で、これまで未発表の書下し・訳し下ろし作品を、作家自らの朗読で発表するイベント。
また、エッセイ、大学教授、ラジオ番組等、幅広いフィールドでご活躍されている二人の対談は、創作の裏話はもちろん、それにとどまらないものとなること間違いなし。
まだどこにも発表されていない、新鮮でとれたての作品の朗読会、ここだけしか楽しめないイベントに是非ご参加ください!
翻訳文学、英米文学、リーディング、ライティングに興味のある方はもちろん、そうでない方もお楽しみいただけると思います!
2023年8月13日(日)
「Raw(ろう)読会 Chapter 6 ~ とれたてのストーリーを召し上がれ!」
【朗読、対談】
出演:岸本佐知子(翻訳家)、新元良一(作家)
OPEN:19:00 start:19:30
会場:Flying Books (東京都渋谷区道玄坂1-6-3 2F)
料金:¥1,500(1ドリンク付 限定40名様)
チケットはYahoo!パスマーケットにて (7月9日正午受付スタート)
Raw(ろう)読会 Chapter 6 ~ とれたてのストーリーを召し上がれ!」 in東京 - パスマーケット (yahoo.co.jp)
残席がある場合のみ、当日券を発行させていただきます。
※ご予約の方は当日18:55前にお並び下さい。
予約番号の順にご入場いただきます。
※会場の都合上、お席(着席)を約30名様とさせて頂き、それ以降の方はお立ち見となります。ご了承下さい
岸本佐知子
翻訳家。1960年、神奈川県生まれ。上智大学文学部英文学科卒業。ミランダ・ジュライ、リディア・デイヴィス、ジョージ・ソーンダーズ、ルシア・ベルリン、ショーン・タンをはじめ翻訳多数。
編訳書に『楽しい夜』、『変愛小説集』、『居心地の悪い部屋』ほか。エッセイ集『ねにもつタイプ』で講談社エッセイ賞受賞。
新元良一
作家。1959年、神戸生まれ。1984年渡米、雑誌『エスクァイア』『ダ・ヴィンチ』などに現代英米文学の書評、エッセイ、翻訳などを寄稿。現在はニューヨークを拠点に作家活動を行っている。著書に『あの空を探して』、『One author, One book. 同時代文学の語り部たち』、『翻訳文学ブックカフェ』など
【アルバイト・スタッフ募集】
採用は終了いたしました。
予定は未定ですが、また欠員等があった場合はこちらのブログやSNS等で告知させていただきます。
ありがとうございました。
『アイ・アム・ヒッピー』増補改訂版2nd 発行記念イベント 3DAYS DAY3
7/2(日)15時-「書物とカウンターカルチャー」@ほびっと村学校
トーク:山路和広(Flying Books店主)、スペシャル・ゲスト:長沢哲夫(ナーガ)
会場:西荻窪・ほびっと村学校
東京都杉並区西荻南3-15-3
TEL:03-3332-1187
参加費:1,500円(山田塊也作品のポストカード付)
ご予約先→ hobbit@ea.mbn.or.jp
主催・企画 森と出版 お問い合わせ→masudaya@mshoei.co.jp
『アイアムヒッピー』山田塊也(ポン)著の重版を記念し、ポンさんが生前ポエトリー・リーディングをした渋谷の古書店、フライング・ブックス店主、山路和広が日米のカウンターカルチャーにまつわる書物を紹介します。
当日は、ポンさんがアートワークを手掛けた『部族新聞』ほか部族関連資料はもちろん、60年代にゲーリー・スナイダーが日本に持ち込み、その原案ともなったサイケデリック新聞『サンフランシスコ・オラクル』等をスライドで紹介し、アメリカではじまったカウンターカルチャーの流れがどのように日本につながっていったかを書物を通してふり返ります。
またフライング・ブックスの出版レーベルSPLASHS WORDSからはナーガこと長沢哲夫さんの詩集を6冊出版しています。今年4月に諏訪之瀬島から東京に拠点を移されたナーガさんをゲストにお迎えし、『部族新聞』や詩集づくりのエピソードもご紹介し、少しだけ朗読も披露していただきたいと思います。
山路和広プロフィール
国内外のマニアックな古書が並び、ポエトリー・リーディングなどのイベントも行っている東京・渋谷の古本屋「Flying Books」の店主兼音楽レーベル「FLY N’ SPIN RECORDS」/詩集出版「SPLASH WORDS」代表。
著書に『フライング・ブックス 本とことばと音楽の交差点』(晶文社)があり、エッセイ、書評の執筆・編集・写真撮影、「代官山蔦屋書店」のディレクションをはじめ、古書のセレクト、ディスプレイ制作からカルチャースクール講師、イベント製作まで幅広く活動中。アメリカ西海岸を中心に海外に独自のコネクションを持ち、2021年神戸BBプラザ美術館での「ジャック・ケルアック『オン・ザ・ロード』とビート・ジェネレーション」展を共同監修。
URL http://www.flying-books.com
ナーガ(長沢哲夫)
高校を中退し詩を書き始めた十五歳ごろから「風月堂」に入り浸る。寝袋と本だけをもって一文無しのヒッチハイクの放浪生活を送る。60年代に日本に住んでいたゲイリーの家でアレン・ギンズバーグと会い親しくなる。ポンや三省たちと「カミナリ赤鴉族」「バンヤン・アシュラマ」の立ち上げに関わり『部族』新聞を発行。諏訪之瀬島で飛び魚漁をしながら島暮らしをするも今年4月生まれ故郷の東京に戻る。
●『アイ・アム・ヒッピー』増補改訂版2nd 発行記念イベント 3DAYS
DAY1
6/30(金)19時?「都市型コミューンの可能性 ー砂川共同体・石神井村コミューン・ミルキーウェイキャラバン」@気流舎 トーク:大友映男(自然食品店 やさい村)、川上陽子(ヒッピーコミューン研究) 自由料金(投げ銭制)
DAY2
7/1(土)15時?「ミニコミからZineへ ーカウンターカルチャーの印刷物はどのように作られたか?」@IRA トーク:槇田 きこり 但人(プラサード書店代表・カウンターカルチャー・アーカイブ《私の青空》) 自由料金(投げ銭制)
DAY3
7/2(日)15時?「書物とカウンターカルチャー」@ほびっと村学校 トーク:山路和広(Flying Books店主)、スペシャル・ゲスト:長沢哲夫(ナーガ) 参加費:1,500円
(山田塊也の描いた絵の葉書付き)
2023年7月30日(日)Mina Yamano’s Live Show at Flying Books
【ライブ】
出演: 山野ミナ、小池龍平(ギター)
OPEN:19:00 start:19:30
会場:渋谷・Flying Books (東京都渋谷区道玄坂1-6-3 2F)
チケット料金:前売券¥3,800(1ドリンク込)
※当日残席がある場合は当日券もご用意致します。
予約開始:6月11日(日)12時 (Yahooパスマーケットにて)
ご予約はこちらから→ https://passmarket.yahoo.co.jp/event/show/detail/01bx0c755y231.html
山野 ミナ
シンガーソングライター
大阪出身。 大阪芸術大学 美術学科 卒業
ジャズレコードコレクターで絵画や彫刻品などのコレクターでもある父を持つ。 幼少の頃から自然とジャズやアートに触れてきた。
大学4年間では美術を学び絵を描いていたが、在学中に出会ったミュージカルの舞台に衝撃を受け、舞台の世界を志すようになる。
2010年よりジャズやボサノヴァなどのラテン音楽を中心にライブ活動を開始した。
現在は東京を拠点にシンガーソングライターとして活動中。世界中を旅してきた中で、ヨーロッパの音楽や文化に1番影響を受け、自然に行き着いたフレンチポップやシャンソン、ラテン音楽を消化し、哀愁漂う唯一無二の歌声で独自の世界観を築きあげている。
2017年には世界のジャズシーンで活躍するデンマークのジャズベーシスト・Chris Minh Dokyのオーガナイズによりデンマークコペンハーゲンでレコーディングしたアルバム「My Treasure」をリリース。
2021年8月25日、日本コロムビアより、高橋幸宏、伊藤ゴロー共同プロデュースによるメジャーデビューアルバム『 L’ATELIERアトリエ』をリリース。フレンチポップやジャズのエッセンス溢れる、洗練された大人の為のJ-POPを作り上げている。
また2017年より画家としての活動も再開し、独自の色彩感覚と音楽的なタッチには定評がある。
長野県富士見町で開催されている企画展
「ヒッピーという生き方 部族降臨」に併せて、今月より拠点を東京に移された詩人の長沢哲夫さん、新納新之助さんと出張ポエトリー・リーディング・イベントを開催します。天候が良ければ八ヶ岳を眺めながら野外での心地よい会になるかと思います!充実の展覧会も併せてご覧いただけると幸いです!。
富士見町高原のミュージアム・企画展「ヒッピーという生き方 部族降臨」
関連イベント
「長沢哲夫(ナーガ)&新納新之助 ポエトリー・リーディング」
4月28日(金) 午後4時~
出演:長沢哲夫、新納新之助 司会:山路和広(フライング・ブックス店主)
参加費無料
場所:ゆめひろば 富士見 (高原のミュージアム・図書館駐車場横)
※雨天時は屋内・多目的スペース
長野県諏訪郡富士見町富士見3597-1
(JR中央線富士見駅徒歩7分
12:00新宿発のあずさ21号、小淵沢乗換で14:13富士見着)
「部族」創設メンバーで、もう一つの拠点、諏訪之瀬島で漁師として生活してきた、詩人のナーガこと長沢哲夫さんが富士見にやってきます!
簡潔なことばを用いつつも、実践に裏付けられた奥の深い詩を、低音が心地よく響く朗読でお聴きいただければと思います。
ナーガさんの詩集の版元でもある東京・渋谷の古書店「フライング・ブックス」のイベントでも常連の詩人、新納新之助さんも加わり、毎年開催されているポエトリー・リーディング・イベント「Beat Goes On」の出張版、ナーガさんに会える機会をお見逃しなく!
長沢哲夫:
1942年東京生まれ。高校中退後、日本中を放浪、詩を書く。『現代詩手帖』や『白夜評論』に作品が掲載され、「新宿のランボー」とも称された。
1967年頃、「バムアカデミー~部族」を結成、富士見やトカラ列島の諏訪之瀬島に共同体(コミューン)を創設。以後2023年まで諏訪之瀬島に漁師として暮らす。
機関誌『部族新聞』に掲載した「部族宣言」のメッセージは現在でも読み継がれている。
新納新之助:
詩人/空師。身長:四尺四寸七分、体重:十六貫、特徴:二足歩行(時速一里半)
中学から作詩をはじめ、1997年頃よりポエトリー・リーディングをスタート。
毎春のFlying Booksでの長沢哲夫、内田ボブの「春風ツアー」ではオープニングアクトを担っている。
フライング・ブックス:
東京・渋谷の古書店。カウンターでワインやコーヒーを飲め、ポエトリー・リーディングやライブなどの催しも。音楽レーベルや詩集出版も運営。
2021年神戸での「ジャック・ケルアック『オン・ザ・ロード』とビート・ジェネレーション」展共同監修。http://www.flying-books.com
※ミュージアムの企画展「ヒッピーという生き方 部族降臨」をご覧になられる方は、
午後5時閉館となりますので、イベント参加前にご覧いただくことをお薦めします。
【富士見町高原のミュージアム】企画展「ヒッピーという生き方 部族降臨」
1960年代にアメリカを中心に起こり、日本へも波及したヒッピームーブメント。
かつて富士見町にもヒッピー達のコミューン(生活共同体)がありました。
彼らと地元との交流や文学・芸術等の活動を紹介します。
■会期 2023年4月8日(土)~2023年5月7日(日)
■会場 富士見町高原のミュージアム
■開館時間 10:00~17:00(入館は16:30まで)
■休館日 月曜日(月曜日が祝日の場合は翌日)
■入館料 一般 300(200)円/小中学生 150(100)
http://suwagunshihaku.org/category/645172-1.html
会場は駅から近いので、少し時間はかかりますが、JR中央線で行けます。(新宿から特急だと約2時間15分 5,650円、各駅だと約4時間で3,410円、京王線で高尾乗換だと約4時間2,680円)で行けます。
Flying Booksにて10回目となるコラージュ・パッチワークアーティスト、金座座団の新作展 「秘宝本館10 わたくしごととひとごとと」」を2023年3月23日(木)~4月5日(水)の期間開催致します
金座座団 「秘宝本館10 わたくしごととひとごとと」展
2023年3月23日(木)~4月5日(水) Flying Books
NYの人気現代アーティスト、リチャード・プリンスのアングラ・エロス作品をエスニックに仕上げたかのようなエロス、民俗、伝統、宗教等が絶妙にブレンドされた破天荒なコラージュと、精密な裁縫・パッチワーク技術によって制作された金座座団の「秘宝本」を集めた展示会第10弾。
2022-23年に制作された新作オリジナル3点と、抜粋・複写版ZINE(各限定7部)、木版画による護符をご用意し、Flying Books店主・山路が各作品をイメージした古書を併せて展示・販売致します。
(オリジナル作品のお渡しは会期終了後となります。)
※「秘宝館」(ひほうかん)
性風俗や人間の性・生物の性に関する古今東西の文物を収蔵した施設のこと。熱海など温泉街やリゾート地に多く見られたが、現在は減少傾向にある。
(作家近影)
アメリカ・ノースカロライナのブルーグラス・シンガーのアーニャ・ヒンクルと、『深夜食堂』でも知られるギター&バンジョー弾き語りのスーマーさんのツアーが3年ぶりのツアーが実現となりました!
アーニャはFlying Booksとゆかりの深いビート詩人、ナナオ・サカキら部族メンバーとも縁の深いシンガーで、記録的な大雪の日となった2018年、2019年以来3回目の開催となります。
個々の2マンライブではなく、ほとんどの曲でセッションとなるツアーでは、バックボーンのまったく違う二人の歌と演奏が不思議とマッチする独自の世界観を体感していただけます。
是非、この機会をお見逃しなく!!
2023年3月19日(日) 「Anya & Sue “Return From Deep Snow 2023 Tour”」
【ライブ】
出演:アーニャ・ヒンクル(Anya Hinkle)from ノース・カロライナ(歌、フィドル、ギター)、スーマー(SUEMARR)(歌、ギター、バンジョー)
OPEN:19:00 start:19:30
会場:渋谷・Flying Books (東京都渋谷区道玄坂1-6-3 2F)
チケット料金:前売券¥3,500(1ドリンク込)
※当日残席がある場合は当日券もご用意致します。
ご予約はこちらから
ブルーグラス・ミュージックの故郷でもあるバージニア州アパラチア山脈の麓で生まれ育ったアーニャ・ヒンクルの音楽は、刺激的な音楽性と真摯で強い誡実さを兼ね備えている。フォークとブルーグラスの音色が染み込みんだベースに、世界中を巡る旅からのスパイスが加わり、独自の世界観が詞や音に鮮やかに表現されている。
2019年に楽曲「Ballad of Zona Abston」がノース・カロライナの歴史ある音楽フェスMerle Festのソング・コンテストで優勝、ワシントンDCのHazel Dickens ソングライティング大会でもファイナリストとなる活躍をし、2022年には「Hills of Swannanoa」がインターナショナル・アコースティック・ミュージックアワードで2位に輝いた。
アメリカ国内だけでなく、日本やヨーロッパでも輻広く活動し、LaRoche Bluegrass Festival(フランス)、Bristol Rhythm & Roots(イギリス)などのステージに立ち、4回にわたる来日ツアーではパイレーツ・カヌー、井上 (渡辺) 三郎、井上太郎、 Bosco、井上健、秋元慎、久永雅史・洋子、STOVE & 平塚研太郎らと共演している。
現在、U2やシンニード・オコナーを手がける名プロデューサー、ケビン・モロニーを迎え、ソロ名義で2枚目のアルバム作品を制作中。
スーマー(SUEMARR) https://suemarr.com/
弾き語り。横浜生まれの生粋の日本人。ドラマーだった1998年頃から弾き語りを始め、2002年頃にドラムスティックを樅いて弾き語りに転身。以降、歌のお伴は古いギターとバンジョー、そしてお酒。各地に出向き、自作の歌はもちろん、他人の歌もまるで自分の歌であるかのように大切に歌い続けている。シンプルだが聴き手の想像次第で一生まれ変わる歌は、ジャンルに括ることが難しいワン&オンリー。海外からの反応も増えている。「酒がすすむ」と言われると喜ぶ男。
2014年のファーストアルバム『ミンストレル』に収録した8曲が、安倍夜郎・原作の漫画を映像化したドラマと映画『深夜食堂』のエンディングソング・挿入歌・劇中音楽として(現在も)使用されロングセラーとなる。2016年にアナログ盤で先行発売し売切となったセカンドアルバム
『泥水は揺れる』を2017年1月にCDで発売。2022年には『ミンストレル』完全リマスター・アナログ盤3枚組限定セット『another scape of “MINSTREL”』を発売。
自らの随箪、コラム、俳句を掲載した月刊紙「寒弾(KANBIKI)」を発行。通算140号を越えた。月刊紙付録音源集「寒弾SONGBOOK」を毎年発表している。